ムハラビーヤ
アッサラーム アライクム。
ヨルダンの春を楽しんでる佳子です。
我が家は夫婦の趣味が高じて牧農をするようになりました。
春の訪れはまず水仙、次にアーモンド、そして杏子や桃、りんごなどが開花します。
土漠にも春はあるのですよ!
水気のあった場所には野花が咲き、羊やヤギの放牧は牧歌的な光景になります。
春になれば家畜の出産が増え、その乳から作ったヨーグルトの飲み物をレバンラビーア(春のヨーグルト)と言います。
こちらの人たちの待ちに待った春の味覚で、そのレバンラビーアで作るお料理も格別に美味しいです。
今回は春にぴったり、
おもてなしデザートとしては代表格である「ムハラビーヤ」をご紹介いたしましょう。
例の大雑把な私の混ぜてなんやらするだけの作り方です。
分量さえ覚えておくといつでもどこでも作れ、アレンジ自由なのでとても便利なメニューです。
要はミルクをコーンスターチで固めただけのものです。
牛を飼ってるときは生乳からこれをたっぷり作り、ちょっと生バターを加えたり、クリームを絞ったりして食べてました。
産み立て卵があれば黄身を足すとカスタードプリンの出来上がり。
夫が大好きなライスプリンもこれを基本として米を入れて炊きます。
冷や飯があれば、最後にちょっと入れてみてください。ライスプリンの出来上がり。
ガラスコップにゼリーと2段にすれば色もきれいでオシャレですよ。
大勢のときは大皿に入れ切って分けてください。
写真は分量の2倍でしています。 どうぞお試しください!
ムハラビーエ
(4人分)
<材料>
- 牛乳 500ml
- 小麦粉 大さじ2 (米粉でも可)
- コーンスターチ 大さじ2
- バニラエッセンス 少々
- 砂糖 大さじ3
- ローズウォーター 小さじ1
- ココナッツ 少々(お好みで)
- ピスタチオ(つぶしたもの) 少々(お好みで)
<作り方>
1. ローズウォーター、ココナッツ、ピスタチオ以外の材料を全て鍋にいれ混ぜる。
2. ①を火にかけ、泡だて器で焦げないように沸騰するまで混ぜ続ける。
3. 沸騰してとろみがついたら
火をとめ、ローズウォーターを入れ、小皿に注ぐ。
4. 荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、食べるときにココナッツ、ピスタチオをのせる。
※チョコレート味をするときはココア大さじ2を1のときに入れてください。
ローズウォーターやバニラは入れません。
濃い味にしたいときはチョコレートを加えます。生クリームやバターを加えても深みがでます。
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