モロヘイヤ(スープ&ライス)
アッサラーム アレイクム。
ヨルダンのペトラ遺跡の近くに住んでる佳子です。
今回はどーんとモロヘイヤスープとライスをご紹介します。
モロヘイヤは日本の一昔前はなかった食材で30年前くらいから市場に出始めました。
「クレオパトラも食べていた!」と言うキャッチフレーズで高価な値段で売り出され驚いていたのを思い出します。
確かに栄養価が高いですが、こちらでは安価の為、庶民の食べ物でいつでもだれでも作ってるくらい作りすぎて嫌う人も少なくないです。
日本在住の頃、高価に売り出されていたので実家の畑で自家栽培をやってみました。
まあなんと増える増える、グングン大きく成長するではありませんか!
こりゃ安くなるのは当然。
放っておいても雑草が絡むくらいで手入れなしでも大丈夫。
あっという間に実家のビニールハウスはモロヘイヤでボーボーになってしまい、
親から「早く収穫するように!」と苦情が出たほどでした。(笑)
こちらでも晩夏には大量に買って、葉をちぎって乾燥させたり、ネバネバになるまで切って冷凍にし一年分を保存します。
ヨルダンの我が家では毎年畑で栽培してましたが、家族も減りそれに加えて加齢で体力も衰退し始めてるので、近年は購入するようになりました。
家族は生が一番好きですが次に冷凍のものが一番生に近いので人気があります。
夫が先日こんな箱を買ってきました。
モロヘイヤの葉をそのまま乾燥したものです。
市場の乾燥したものは細かくされ、それも砂が混ざってるのかお鍋の底がジャリジャリするので避けてます。
今回のこれも期待せずに使ってみたところ、結構美味しくジャリジャリもなく葉も柔らかいので「合格」でした!
モロヘイヤスープはこのように生、冷凍、ドライがあり、細かくしたものや葉のままのものがあります。
最初、食べにくいなと思ったらほうれん草の微塵切りと混ぜて調理してみてください。
徐々に慣れてきますよ。
モロヘイヤに合うのは羊肉、鶏肉、ウサギ肉と言われています。大き目の肉の塊からミンチまで何でも使ってます。
ご家庭でカレーに飽きたらこれですね!
モロヘイヤスープ
(4人分)
〈材料〉
- 鶏もも肉 4本
- にんにく 丸ごと1個
- 玉ねぎ 半分
- サラダ油 大さじ2+大さじ1
- モロヘイヤ 1~2束(葉のみで300~400g)
- 塩 小さじ2
- こしょう 少々
- 水 約1リットル
*レモン汁 少々
<作り方>
①モロヘイヤは葉のみを洗い、とろみが出るまでよく刻む。
②にんにくと玉ねぎをみじん切りにする。
③鍋に油を熱し、②のにんにくの半量と玉ねぎを入れ炒め、 鶏肉も入れ焦げ目が付くまで炒める。
④そこへ水1リットルを注ぎ、塩こしょうを入れ、30~40分強火から中火で煮る。
⑤鶏肉が柔らかくなれば、モロヘイヤを入れ20分くらい煮る。
⑥味を調えたら火を消す。フライパンに油とにんにくを入れ(写真上)、焦げ目がつけば、すぐ鍋に入れ蓋をする。(写真下)
⑦お皿に入れレモン汁をかければ出来上がり。
※今回の写真は乾燥葉を使いました。
※我が家ではトマト半分をみじん切りにして一緒に煮込みます。トマトの出汁が出て、美味しいです。
家庭によりスパイスをたくさん入れられるところもありますが、このレシピは素材の味を効かすようにしています。
炊飯器で炊くシャーリーエウルッズ (細パスタとライス)
(4人分)
〈材料〉
- シャーリーエ 大さじ3(写真)
- 短米 3合
- サラダ油 大さじ1
- バター 大さじ1
- 水 米3.5合分の水量
- 塩 小さじ2
〈作り方〉
1、お米を炊飯器に入れ水量を3合半まで水を入れる。
2、小さいフライパンでサラダ油とバターを熱し、シャーリーエを入れる。こんがり色付くまで炒め、すぐに1の炊飯器に流し入れる。
3、塩を加え混ぜてから炊飯する。出来上がればシャーリーエが全体になじむようにさっと混ぜる。カップやどんぶりなどで型をつけて盛るとおしゃれになるかも!!
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