フリーケスープ

アッサラーム アレイクム。 

ヨルダンの土漠に住む佳子です。 　

数日前、この冬一番の寒さと記録を更新するほどの暴風雨がありました。

降雪情報もあちらこちらで聞き、洪水や看板が落ちるなどの被害が半端ではありませんでした。

中東でこんな気象があるとは驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ヨルダン、レバノン、シリアは毎年雪が積もり、とても寒い冬を迎えます。 　

さて、こんな極寒のときはストーブをガンガン焚きます。

田舎では灯油やディーゼルのストーブをよく使ってますが、我が家は薪ストーブを使ってます。

冬季の醍醐味はこのようなストーブを囲んでパンなどを作って焼いたり、

お鍋でコトコト長時間煮込み柔らかく美味しい料理を堪能する事です。 

その代表がフリーケスープです。

日本ではフリーカとも呼ばれ、栄養価の高いスーパーフードとして売られてるようです。

青麦をローストし乾燥させたものです。

普段はこのスープとホブズだけで十分食事となるので、私にとっては楽な一品です。

翌日にはもったりしたフリーケスープが楽しめます。  

作り方は超簡単ですので、是非お試しください。 

また水分を少なくするとフリーケピラフにもなります。

フリーケマクルーバと言いますが味はスープと同じですが、

あのコーンのようなプチプチ感が何とも言えず美味なんですよね。  

※但し、アレルギー体質の方は、アレルギー源になるかもしれないので、ご注意ください。 

フリーケスープ　

 〈材料〉 (４人分)

• 鶏もも肉　４本 
  
• 玉ねぎ　大１個 
  
• サラダ油　大さじ２ 
  
• フリーケ　カップ４分の３ 
  
• 塩　小さじ２ 
  
• こしょう少々 
  
• 水　約１２００ｃｃ 
  
• レモン汁　小さじ４杯  
  

〈作り方〉 

１－フリーケ写真１のゴミなどを除きながら、よく洗い浸水させる。

２－大きめの鍋に油を熱し、みじん切りの玉ねぎを入れよく炒める。 

３－モモ肉も２に入れ表面の色が変わるまで炒める。

４－３にフリーケ、水、塩、コショウを加え肉が柔らかくなるまで煮る。 

最初強火で吹きこぼれそうになれば中火、弱火としていく。

弱火で長時間する方が美味しくできる。約４０分。時々水分が少なくなれば温水を注ぐ。 

５－フリーケと肉が柔らかくなれば出来上がり。 もう一度味を調え、食べる前にレモン汁をかける。

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