マンディ
アッサラーム アレイクム。
ヨルダンの片田舎に住む佳子です。
今回はたくさんの方からのリクエストがありました
何曜日に食べても良い「マンディ」です(笑)。
これは本来イエメン料理であり特別な釜で作るのですが、こちらでは家庭で鍋1つで手軽に作れる方法がありますのでそれをご紹介いたします。
特徴はスパイスを控え目にし ハーブのザータル(タイム)を効かせ 、肉類の出汁で炊いたスモークトピラフです。
黄色やオレンジ色が斑になってるので、まるでビリヤーニみたいです。
我が家では子供達の一番のお気に入りメニューで毎月数回は作っています。
また大勢集まる時にもお出しでき見映えがとても良いです。
スモークトピラフなので、どうしても炭を炊いて、、、、と面倒なようですが、数回でコツをつかめばすぐマスターでき、バーベキューパーティーなど炭を炊いてる間にもできます。
我が家は薪ストーブを使ってますので、いつでも炭は点いてると言う好条件なのです。
しかし冬場だけですがね!
注意事項として炭を点火する際、ある程度の解放された場所で行い、換気には十分に注意を払ってください。
スモークに拘らなければ、炭なしでも美味しいですので、まずは一度お試しください。
マンディ
(4~6人分)
<材料>
- 鶏肉 モモ3本
- 米 (バスマティ) 3合
- 水(お米を炊く用) お米量の1.5倍
- たまねぎ 大1個
- にんにく 5かけ
- 炭 耐熱カップに入るくらいの量
- オリーブオイルもしくはサラダ油 少々+大さじ1
- ピーマン 中1個
- にんじん 半本
- 干し葡萄 大さじ1
- マギー 1キューブ
- ザータル 小さじ半分
- ミックススパイス 小さじ1
- 塩 小さじ2
- ターメリック 小さじ半分 (ベニバナやサフラン可) と水100㎖
- バター 大さじ1
- ローズウォーター 数滴
- アーモンド&松の実(かける用) 少々(お好みで)
- イタリアンパセリ(かける用) 少々(お好みで)
- レモン (お好みで)
<ソース材料>
- トマトケチャップ 大さじ1杯
- トマトピューレ 大さじ4杯
- ヨーグルト 大さじ1杯
- オリーブオイル 小さじ1杯
- ミックススパイス 少々
- 塩 小さじ半
<作り方>
1. バスマティ米を研いで浸水させておく。
2. たまねぎ、にんにく、ピーマン、人参をみじん切りに刻む。
3. 2でみじん切りにしたにんにく、たまねぎを大き目の鍋に入れ、油とバターで甘みがでるまでよく炒める。
4. 3に、ピーマンと人参を入れ更によく炒め、マギーを入れる。
5. 4にチキンと水、ミックススパイス、塩、ザータル、干し葡萄をいれて30分ほど煮込む。
6. 5の間に、ソースの材料を全部混ぜる
7. 煮込んだ5のチキンを取り出し、6のソースを塗る。
予め250~300度で温めていたオーブンで焦げ目が付くまで焼く。
8. 5のスープにお米をいれて、最初は強火で10分、中火で5分、弱火で5分炊く。
9. コップに大さじ2の水、ローズウォーター数滴、ターメリックを入れる。
10. 炭を直接コンロの上で火にかける。
11. ほぼ炊き上がったピラフに9をかけ入れる。
12. 11の真ん中に耐熱コップを置き、そこにオリーブオイルを2cmぐらい入れる。
13. 7の焦げ目がついたチキンを取り出して、コップの周りに並べる。
14. 10の炭を12の耐熱コップのオリーブオイルの中に入れ、上からまたオリーブオイルをかけてすぐ蓋をする。
15. 炭から煙がもくもく立ち、煙の白さがなくなれば出来上がり。
16. チキンと耐熱コップを取り出し、ピラフを大皿に盛り付け、上にチキンを乗せる。
17. レモンやローストしたナッツ類、刻んだイタリアンパセリなどを上にかける。
18. 16で取り出した耐熱コップのオリーブオイルを茶漉しでこしながらチキンの上にかける。
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