マルフーフ
アッサラーム アレイクム。
ヨルダン南部に住む佳子です。
ヨルダンは日中の猛暑が嘘のように朝晩が冷え込み寒くなってきました。
ちなみに今日の気温は16-31度で、過ごしやすいです。
最近は近くの農家から2~3日に1回、大きなスイカをいただくのですが、あまり暑くないと食べれないので、知り合いにお裾分けしています。
こちらではスイカとフェタチーズ(白いチーズ)とパンを食事として食べる習慣があります。
トルコのような冷菜がないので、この組み合わせが一番暑いときには適してるのでしょう。
そして先日はキャベツをどっさりいただきましたので、「マルフーフ」を作りました。
マルフーフとはキャベツの意味ですが、キャベツ料理はこれしかないくらい庶民的なメニューなので、マルフーフと言えば「マルフーフ マハシー(米と挽肉の詰め物)」を意味します。
要領はロールキャベツのようにしますが、もっと細くお米も入り、トマト味ではなく酸っぱいものです。
我が家では多めに作って冷蔵庫に入れておくと、子供たちがよくつまんで食べてました。
カロリーも控えめなので、日本人好みですよ。
レモンを効かせ、ヨーグルトと一緒にお召し上がりください。
夏でもさっぱりとしたマルフーフをどうぞご賞味ください。
「マルフーフ」(4人分)
〈材料〉
・キャベツ 1個(20cm大)
・牛か羊の挽肉 50g
・短米 2合
*味付けの材料
*クミン 小さじ1 (整腸作用があるので不可欠)
*ミックススパイス 小さじ1
*塩 小さじ1
*シナモン 少々(好みで)
*乾燥ミント 少々(好みで)
*バターまたは サラダ油 小さじ1
#煮る時の調味料
#にんにく 丸ごと1個
#レモン汁、ブドウやザクロシロップ、青いブドウ、スグリ、
タマリンドなどの酸味のある もの 適量
#水 約1リットル
#塩 小さじ1
#マギー 1個(チキンや肉を一緒に煮ればマギーは不要))
#サラダ油 大さじ1
☆食べる時に添えるもの
☆レモン 半分
☆ヨーグルト お好みで
①米を研ぎ、浸水させておく。
②キャベツが丸ごと入るお鍋に半分以下のお湯を沸かす。キャベツの芯部分を取り除き、芯を下にして鍋に入れる。数分後ひっくり返す。熱いので要注意!
③火が通ったキャベツを一枚ごと取り出し冷まし、適当な大きさに切る。
④水切りした米に挽肉と調味料*を入れ混ぜる。
⑤具をキャベツに乗せ、両端は折らずに葉巻のように巻く。
鍋に焦げ防止で芯を入れる。
隙間を作りながら並べる。
煮る時の調味料#を入れ落とし蓋をし、水を材料より1cmくらい上まで注ぐ。
(今回はにんにくの臭いがしないようにキリギス料理を真似て皮ごと入れました。)
⑥中火で1時間煮込む。
40分経過した頃、落し蓋を取り出しまた煮込む。
水分が無くなれば足す。
焦げないよう注意。
鍋を斜めにし水分が少なくなれば、火から下ろし10分ほど蒸らす。
⑦大皿に鍋を逆さにし移し替える。汁が多いと危ないので要注意!
⑧今回は小皿に入れ、☆レモン汁をかけヨーグルトを添えて出来上がり!
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