ムタッバル

アッサラーム アレイクム。

ヨルダンの土漠の真ん中に住んでる佳子です。

桜前線が気になる季節ですが、我が家の畑でもたくさんのフルーツの花が咲き始めています。

杏子、モモ、スモモ、リンゴ、マルメロなどの可愛いお花を観る為、早朝の畑の散歩が楽しくなってきました。

今回は清々しい朝に最適な私の大好物の「ムタッバル」をご紹介いたしましょう。

準備が少し手間ですが、なんやらして混ぜるだけの簡単料理です。

地域により「ババガヌーシュ」と呼ばれるようですが、こちらでは茄子とトマトをこま切リにしたものをそう呼んでいます。

主に朝食の食卓にお目見えしますが、オードブルやカナッペにしてもおしゃれではないでしょうか。

手軽に少し召し上がってもらえてよろしいでしょう。

日本でも最近はアラブ朝食メニューとして「フムス」が有名になってきてますが、これは次期人気ディップになるのは間違いなしの、あっさりとした体にとても優しい健康食です。

材料の茄子についてですが、通常ムタッバルは下の写真のようにこちらでよくある大きな楕円形の米茄子を使用してますが、このレシピには日本のサイズで書きました。

お味の方は茄子好きにはたまらなく、ハマってしまいますよ。

香ばしい茄子と酸味、にんにくがフワッと口の中で絶妙なハーモニーを醸し出すのです。

誰が考案したのか知りませんが、もう脱帽の一言!

これ以上の組み合わせは考えられないほどのお見事な一品です。

お店では缶詰も売ってますが、できれば直火や炭火がある時にじっくり焼いてサッと作ってみてください。

出来立ての香ばしい香りとほのかに温かいのが最高です。

作り方は最初焼きなすと同じ手順ですが、焼いた後は水っぽくならないように水には浸けません。

お茄子が安い時期になれば大量に焼いて剥く作業までをし、冷凍保存ができますので、これで1年中ムッタバルが楽しめますよ。

どうぞお試しあれ!

ムタッバル(4人分)

〈材料〉

なす 中3本(日本サイズ)

タヒーニ又はごまペースト 大さじ2

ヨーグルト 小さじ1

レモン汁 半個

塩 小さじ1

ニンニク 半片

〈作り方〉

1.なすを洗い包丁で切れ目を少し入れる。

コンロの上で直火でしっかり焼く。

2.なすのヘタを切り落とし、皮を剥ぐ 。

3.2とその他の材料すべてを フードプロセッサーに入れる。

  (フードプロセッサーがなければミキサーか、茄子とにんにくを包丁で細かく切る。)

色が白っぽくなるまでよくかき混ぜる。

4.きれいに盛り付けをし、スンマークやオリーブオイルをかけ、パンを添えて出来上がり。 

※オーブンやグリルを使用しても良いが、

直火や炭火の方が香ばしさが増して美味しくできる。


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